こんにちは。トクだね!こまち編集部の松田です。
昨日、久しぶりに映画を見ました。
ユナイテッド・シネマ新潟で上映中の映画「グッドナイト&グッドラック」です。
(c)2005 Good Night Good Luck,LLC All Rights Reseaved.
トクだね!こまち映画情報によれば、
「赤狩り」の恐怖がはびこる1950年代のアメリカで、言葉を武器に権力と闘った伝説のニュースキャスター、エド・マローの姿を描いた真実の物語。政治批判を込めつつ、モノクロ映像とジャズでクールに仕上げている。
が見どころです。
この映画を知ったのは、某ニュース番組で紹介されていたことがきっかけです。上の見どころには「政治批判」と書かれてますが、どちからといえば「テレビ批判」といった内容です。1950年代のテレビ創成期、娯楽ばかりが歓迎され、テレビはジャーナリズムの精神を失っていた・・・。おそらく、ニュース番組では、そんな自己批判の意味も込めて、この映画を紹介していたのかもしれません。
映画を見たのは、平日のレイトショー。メンズデーだった影響もあるでしょうが、一組のカップルを除いて、私も含めてすべての観客が30代以上の男性ビジネスマンでした。この映画の何がビジネスマンを引きつけるのか?映画を見終わって、その理由がわかりました。
映画の主役はもちろん、エド・マローですが、物語はマローを中心とした「シー・イット・ナウ」という番組の製作チーム全体に焦点が当てられています。情報収集、取材、撮影、生放送、そのすべてをチームで行います。そして最後には・・・。雑誌づくりもそうですが、番組づくりは一つのプロジェクトといえます。この映画は、マローを中心としたプロジェクトなのです。きっと、ビジネスマンにも共感できるプロジェクトX的要素が、彼らを引きつけているのかもしれません。
男たちの痛快なドラマを、ジャズで味付けしたオシャレな映画。
息抜きしながら、明日へのモチベーションも高めたい。
そんな人におすすめです。
「グッドナイト&グッドラック」はユナイテッドシネマ新潟で上映中
・上映スケジュール
・オフィシャルサイト
・エドワード・R・マロー – Wikipedia
映画の原作が文庫本で発売されています