週末の夜は、もっぱら夜更かしして、小説を読むのが至福の時間と感じている、コンテンツチーム猪股です。
GW、お盆、正月のまとまって休みが取れるときはどうしますか?自分はもっぱら読書です。(本当はイヤッホーと昼間くたくたになるまで飛び回って、夜は早めに就寝するパターンなのですが)願望としては、穏やかに読書の時間として過ごしたいものです。
そこでなかなか、きっかけとしてできない読書。そのきっかけに新潟の作家さんや、新潟が舞台になった作品はいかがでしょうか?自分が住んでいる町に近いところで起こる事件・・・、頭の中に情景が浮かび、物語に入り込みやすいので、自分の町が舞台になった作品をオススメします。
▼「国境の長いトンネルを抜けると〜」というフレーズで新潟を舞台にした作品の中でも、最も知名度が高い作品として知られる、川端康成の「雪国」。ですが・・・読んだことありません。すみません。そんなときには、マンガ版で気軽に読める時代が到来です。↓以外にも、世界文学や日本文学作品がマンガ化されているんです。
雪国 コミック版 MANGA BUNGOシリーズ / 川端康成 【文庫】 |
▼北海道を舞台にした作品を数多く執筆している直木賞作家、佐々木譲の作品。「北帰行」。舞台の始まりは六本木。そして新潟に舞台をうつし、その後、北海道へ。作品中、約半分が新潟が舞台となっており、是非に映像化を望みます!
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▼時代小説にも新潟が舞台になっているものはたくさんありますが、八州廻り桑山十兵衛シリーズ(佐藤雅美)は、越後出身の商人だとか、越後の小藩が起こした老中など幕閣を巻き込んだ大掛かりな陰謀だとか、ちょこちょこ出てきます。八州廻りは関八州(関東)の警察のようなものですが、ふだん越えることのない、三国峠を越えて新潟湊まで賊を追ってくる話があります。この桑山十兵衛シリーズ以外にも越後出身の○○というような登場人物が多く登場します。人間関係が若干複雑ですが、非常にオススメの作家さんです。
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▼安田(阿賀野市)にある庵地焼きの窯元のお話しです。苦労して苦労して・・・という話は実話ですがそのお話しです。宮尾登美子さんの「蔵」と合せて読むのもいいですよ。
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▼最後に、新潟が舞台というわけではなく、新潟出身の作家さんの作品です。このGWに読んでみようと思っているのが、全国の書店で平積みされている話題作「震える牛」(小学館)です。ノンフィクションのようなフィクションという話題の作品。GWの夜長にいかがでしょうか?
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