
呼福のにわ 絶品!なのにグルメ
〜新潟で意外な逸品を大発掘〜
店のジャンルや外観からは想像できない「なぜこの店にこのメニューが?」と感じる、それでいて専門店顔負けにうまい“なのにグルメ”を一挙紹介。新鮮な驚きとともに、召し上がれ!
2016年2月16日更新
新潟WEEK! 2016年1.22号『絶品!なのにグルメ』掲載

フランス料理店なのに!!つけ麺
※ランチでは限定10食、予約不可
ラーメン店とは全く違う魅力を持つ新感覚のつけ麺
「フランス料理を気軽に食べてもらいたい」という思いから、箸で食べるフレンチ≠ニいう独自のスタイルを提案する、昨年オープンのフランス料理店。店主の渡辺さんの趣味だという和皿にのせた気取らないフレンチは、手頃な価格もあって女性客に人気が高い。そんな一風変わった店が、昨年の12月から提供をはじめたのが「洋風つけ麺」と題したフレンチ風の麺料理だ。新発田市はイタリアンの店が多く、ランチ時にはパスタを希望する客が多かったことが誕生の理由だという。見た目にもわかる濃厚でとろみのあるつけ汁は、南仏のビストロでは定番の「スープ・ド・ポワソン」がベース。ブイヤベースのように、白身魚のアラやパセリなどの香味野菜などの食材をコシながら煮詰めたもので、これを幅広のヌイユ(フランスでいうところのパスタ)でいただく。同じ濃厚魚介系でも、カツオ節や煮干しの効いたラーメン店のつけ汁とは全く違う味わいで、もっちりとした食感のヌイユに、ソースのようにうま味が凝縮したコクのあるつけ汁が絡むという新感覚な口当たりは、まさにフレンチのつけ麺≠ノふさわしい仕上がりだ。セットに付く自家製パンは、もちろんつけ汁に浸して。これがまたたまらない。スープ作りに手間がかかることもあり、ランチでは限定10食と限りがあるため、早い時間に来店したい。
つけ汁に合わせる平打ち麺のヌイユ(麺)も、もちろん自家製。きしめんように幅広で、濃厚なスープとよく絡む。食べ応えも十分だ。
取材時は白身魚がベースのものだったが、肉や野菜ベースのものも。季節の食材を使うため、その日その週によって味わいが異なるのだ。
オーナーシェフの渡辺さん。新潟市内にあるフランス料理店「ボンナペティ」などで修業を積む。妻の陽子さんも料理人で、夫婦二人三脚で切り盛りしている。
清潔で広々とした店内。カーテンで仕切る半個室もあり。今の時期は薪ストーブで暖を取る。
ある日のランチ。フレンチを身近にと、あえて箸で食べやすいスタルで提供している。
牛ホホ肉の赤ワイン煮込み 1,944円
-
カフェ好きのための新潟CAFEガイド
-
新潟お花見ガイド 桜の見頃時期・名所周辺情報
-
みんなのお昼ごはん・ランチ
-
絶品!なのにグルメ 〜新潟で意外な逸品を大発掘〜
-
“おなか”においしい大賞2015
-
新潟でお手頃洋食ランチ・昼メシ
-
新潟でおいしいパンのある暮らし
-
新潟で秋を楽しむスポットガイド
-
ガッツリ肉酒場