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グランプリ・準グランプリ
“おなか”においしい大賞2015

食のプロ認定「2015年の大賞」が決まりました。押さえておくべき話題のグルメ、注目のお店はコレだ!

2016年2月3日更新 
新潟Komachi 2015年11月25日発売号『おいしい大賞2015』掲載

おなかにおいしい大賞2015

非日常を見て、食べて、感じる異空間×おしゃれ料理が大賞

澁いの料理 澁いのスイーツ

市販の調味料は一切使わず、塩や自家製熟成酢などで味付けする。カフェタイムのスイーツも人気。

審査員の心を射抜いた古民家で味わうフレンチ

ドイツ人の古民家再生建築家であるカール・ベンクスさんがデザインしたお店として、6月オープンから話題になっているこちらが大賞に!古い旅館をリノベーションした店内には、外国製のだんろがあったり、たくさんのグラスが飾られたバーカウンターがあったりと、ノスタルジックだけではない不思議な雰囲気を演出。このありそうでない特別な空間が審査員の心を大きく引きつけた。こちらで食べられるのが、東京や北海道などで17年修業してきたシェフ・福原さんのフレンチ。旅館で使われていたという和皿にのった料理は「地元の良い食材がたっぷり味わえますよ」とマネージャーの渡辺さん。ドイツ、フランス、そして日本という3つの文化の調和が、今年の大賞へと導いた。

入り口は吹き抜けになっていて、2階はカールさんの事務所。
梁(はり)や柱は前の旅館のものを生かしつつ、中にはテーブルなど一部カールさんが手作りしたインテリアも。

入り口は吹き抜けになっていて、2階はカールさんの事務所。梁(はり)や柱は前の旅館のものを生かしつつ、中にはテーブルなど一部カールさんが手作りしたインテリアも。

食のプロが注目

松代をはじめ、県内や信州の食材をメインに使った料理は日替わり。ドイツビールを使ったり、添加物不使用なのもシェフのこだわり。
17年以上の経験を持つフレンチを極めた料理

松代をはじめ、県内や信州の食材をメインに使った料理は日替わり。ドイツビールを使ったり、添加物不使用なのもシェフのこだわり。

ドイツ人の酵母マスターが富士山水で仕込むバイエルンマイスタービールはカールさん御用達。ワインは国産のものを扱う。
料理と相性ぴったりのクラフトビール

ドイツ人の酵母マスターが富士山水で仕込むバイエルンマイスタービールはカールさん御用達。ワインは国産のものを扱う。

「パソコンが苦手なんですよね」と今も製図板を使って設計するデザインは、居心地の良さも重視されている。
計算されたデザインが作る
ずっと居たくなる空間

「パソコンが苦手なんですよね」と今も製図板を使って設計するデザインは、居心地の良さも重視されている。

受賞&審査員からのコメント

「大事な人と大事な時間を過ごして欲しいです。ぜひ遊びに来てください」(マネージャー 渡辺 紗綾子さん)

「古民家を再生した店内はとにかくステキ。上質な時間を過ごせますよ」(村山さん)
「和空間×フレンチという組み合わせがさらにごちそう感を増しています」(佐藤さん)
「クラフトビールをはじめ、料理に合うお酒にこだわっているのもいいですね」(SWAMPさん)
「シェフこだわりのフレンチは、素材がしっかり生かされた優しい味わいです」(渡辺さん)
「おしゃれだけど居心地の良い空間は、カールさんのセンスが光っています」(吉澤さん)

澁い

十日町市松代2074-1まつだいカールベンクスハウス1F 025-594-7944

ドイツ人の古民家再生建築家であるカール・ベンクスさんがデザインしたお店。古い旅館をリノベーションした店内には、外国製のだんろがあったり、たくさんのグラスが飾られたバーカウンターがあったりと、ノスタルジックだけではない不思議な雰囲気を演出。

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名シェフがたどり着いた洗練の一皿に注目

イルチッチォーネのマンガリッツァ豚ロース肉のソテー
マンガリッツァ豚ロース肉のソテー トリュフ風味生姜ソース2,916円

満を持して古町に帰ってきた人気シェフの味にくぎ付け

「あの『イルチッチォーネ』が古町に戻ってきた!」と話題になっているこちら。経験豊富な米津シェフが作り出す料理の数々は、繊細さと豪快さを兼ね備えた独自性あふれるイタリアン。「年々余計なものをそぎ落とすようになった」という味付けは、トウガラシやニンニクなどの調味料をほとんど使わず、必要最小限で仕上げる。さらなる進化を遂げたシェフの一皿が食のプロを魅了し、準グランプリに選ばれた。

異国情緒あふれる雰囲気のインテリアは、前のお店から引き続き使っているものも。
古町9番町にある小路に面した、テーブル2つとカウンターの小さな店。

古町9番町にある小路に面した、テーブル2つとカウンターの小さな店。異国情緒あふれる雰囲気のインテリアは、前のお店から引き続き使っているものも。

食のプロが注目

キャリア30年のシェフが生み出す美しい料理たち

1日3〜4組までの“大人の隠れ家”感がいい

調味料は必要最小限!洗練された味付け

受賞&審査員からのコメント

「育ててもらった古町に戻って来たからには、一人でできる限りのことをやって行きたいですね」(オーナーシェフ 米津正則さん)

「移転後、さらに磨きがかかった印象。安定したおいしさです」(佐藤さん)
「米津シェフが作り出す味は、どれも素晴らしいです!」(渡辺さん)
「長年のファンが多い米津シェフの味を、思う存分楽しめます!」(吉澤さん)
「シェフの目が行き届いた、コンパクトでシンプルなお店作りがステキです」(SWAMPさん)
「お塩の量などを最小限にした味付けは、素材のうま味が生きています」(村山さん)

イルチッチォーネ

新潟市中央区古町通9-1460-1 025-226-5544

経験豊富な米津シェフが作り出す料理の数々は、繊細さと豪快さを兼ね備えた独自性あふれるイタリアン。1日3〜4組までの “大人の隠れ家”感がいい。

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料理、空間、コスパ…どれをとっても高評価!

ICHIE -いちえ-のアニバーサリーコースの一例 ICHIE -いちえ-の国産生雲丹とイタリア産黒トリュフの釜戸炊き土鍋御飯
アニバーサリーコースの一例

柔らかな国産牛は絶妙な火加減で美しい桜色に。じっくりとグリルされた野菜は甘みが詰まった濃厚な味わいだ。写真はアニバーサリーコースの一例。

人気店の料理をいろいろ食べたい!女子のわがままをかなえるお店

週末ともなると予約が取れない「いかの墨」と、今年の居酒屋甲子園で日本一になった「燕三条イタリアンBit」。準グランプリを受賞したのは、ふたつの話題店の料理長が監修した料理をいただける「ICHIE」だ。季節を映し出したような美しい盛りつけ、高級食材を惜しげもなく使用した贅沢な料理など特別感たっぷり。互いの良さを引き立て合うような新しいスタイルのお店に、今後も目が離せない。

ICHIEの内観

テラス席も備え、夜はライトアップされた幻想的な庭を眺めながら食事ができる。

ICHIEのバーカウンター

ディナーコースを注文するとドルチェとコーヒーをバーカウンターで味わえる。

食のプロが注目

ICHIEの和と洋をミックスした料理を味わえる
和と洋をミックスした料理を味わえる
ICHIEの高級食材をふんだんに使用した贅沢なメニュー
高級食材をふんだんに使用した贅沢なメニュー
ICHIEの落ち着いた雰囲気ながら高級感漂う空間
落ち着いた雰囲気ながら高級感漂う空間
受賞&審査員からのコメント

「お祝いの時にぜひご利用ください。サプライズのプレゼントでおもてなしさせていただきます」(スタッフ 廣瀬裕美さん、古川原奈々美さん)

「料理、空間、コスパも含めて自信を持ってオススメできます」(吉澤さん)
「店内の雰囲気も料理も最高なので、贅沢したい日に使ってほしいです」(SWAMPさん)
「和食とイタリアン、どちらも季節感あふれるメニューで、訪れるたびに新たな魅力に出会えます」(佐藤さん)
「頑張った自分へのご褒美や特別な記念日にピッタリ。良質な素材を使い、コスパがとても良いです」(村山さん)
「隠れ家的な雰囲気がお気に入りです。落ち着いて食事をしたい時にオススメです」(渡辺さん)

ICHIE -いちえ-

新潟市中央区天神2-137-37 025-255-0112

落ち着いた雰囲気ながら、高級感漂う空間。季節を映し出したような美しい盛りつけ、高級食材を惜しげもなく使用した贅沢な料理など特別感たっぷり。

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