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スタッフ日誌

ドラゴンタトゥーの女をみました。

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(C)2011 Sony Pictures Digital Inc. All Rights Reserved.
和田です。
週末、最近映画を観ていないなーと思いTSUTAYAへ。(映画館に行くのはおっくうでした)
ずっと観たかった「ドラゴンタトゥーの女(原題: The Girl with the Dragon Tattoo)」を借りてきました。
監督のデビッド・フィンチャー氏は、セブン、ファイト・クラブ、ソーシャル・ネットワークなんかを
手がけたことでも著名ですね!
———————Yahoo!映画より引用—————
あらすじ:
月刊誌「ミレニアム」で大物実業家の不正行為を暴いたジャーナリストのミカエル(ダニエル・クレイグ)。
そんな彼のもとに、ある大財閥会長から40年前に起こった兄の孫娘失踪(しっそう)事件の調査依頼が舞い込む。
連続猟奇殺人事件が失踪(しっそう)にかかわっていると察知したミカエルは、天才ハッカー、リスベット
(ルーニー・マーラ)にリサーチ協力を求める。
—————————————————-
この説明文を見ただけでもなんだかゾクゾクしますよね!
結論から言うとすごく楽しめたのですが、物語はミステリーですし、
上手にネタバレせずに感想を書く自信がないので、「詳しくはDVDで!」って感じですが、
まーーー、ルーニー・マーラ扮するリスベットがかっこいい!
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(c) 2011 Columbia TriStar Marketing Group, Inc. All Rights Reserved.
パンクなルックスで、オールドバイクを乗り回していて、タイピングがでたらめに速くて、情緒不安定で、
見ていて飽きない魅力的なキャラです。(あと、Macが欲しくなります)
何が起こるか分からない不穏な空気がスクリーン(私はテレビ画面ですが…)から漂っていて、
ハラハラできます。
R-15指定なので、多少エログロ要素ありですが、興味のわいた方は是非観てみてください。

スタッフのお気に入り

どこにも行かないGWはせめて映画でも見る

こんばんは、編集部の松田です。
日ごろ不夜城と化している編集部といえども、GWは人並みに連休となります。
毎年どこか旅行に出かける私ですが、今年はなんとなく何も予定を入れませんでした。
しかし、いざ休みとなると、何もしないのはちょっともったいない・・・。
そこで、このGWは気になる映画でも見て過ごそうかと思います。
というわけで、GW前半の連休にさっそく映画を見に出かけました。
「バベル」「スパイダーマン3」「ハンニバル・ライジング」「ロッキー・ザ・ファイルナル」「東京タワー」など、GWの映画は大作ぞろい。
どれを見ようか迷ったあげく選んだのはワーナー・マイカル・シネマズ新潟で上映中の「神童」です。

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(C)2007「神童」製作委員会

トクだね!こまち映画スケジュールでは、このように解説されています。
さそうあきらの同名コミックを、成海璃子、松山ケンイチという旬のキャストで映画化。「神童」と呼ばれ、期待に押しつぶされそうになっていた天才ピアニストの少女と、音大浪人生の青年との心の交流を、爽やかに描いている。
観賞後の感想は、解説にもあるように「爽やか」の一言でした。
もちろん映像や音楽が全般的に爽やかだったのですが、何よりも主演の成海璃子のみずみずしい演技が、映画全体の「爽やか」な印象を後押ししていたのは間違いありません。さすがは期待の若手実力派女優。演技というよりも存在そのものにみずみずしさがあります。
また、「本格クラシック映画」とうたうだけあり、全編を通じて流れる音楽も魅力的です。劇中の重要なシーンで使われるベートヴェン「ピアノソナタ第23番 熱情」、モーツァルト「ピアノ協奏曲第20番」は特に印象的。クラシックファンじゃなくても、「もっと聴きたい!」と思える名曲ではないでしょうか。
派手な映画ではありませんが、心癒される映画です。
映画を見た後に、原作コミックを読んで見るのもおすすめかもしれません。
きっと、映画をより深く理解し、共感できるはずです。
GW後半は、シネ・ウインドで公開中の「オーロラ」を観賞予定。
(シネ・ウインドは久しぶりだなぁ)
▼関連サイト
トクだね!こまち映画スケジュール
「神童」オフィシャルサイト

アンケート結果考察

「アカデミー賞の注目作品は?」〜リアルタイムアンケート結果考察

トクだね!こまちのレギュラーコーナー「リアルタイムアンケート結果考察」の第2回目。
先週のテーマは「いよいよアカデミー賞本番。作品賞ノミネート作品でイチオシはどれ?」というものでした。
結果は、作品賞を受賞したレオナルド・ディカプリオ主演の「ディパーテッド」が1位。2位はクリント・イーストウッド監督「硫黄島からの手紙」。どちらも日本ではすでに公開済みですし、このアンケート結果にも確かに納得です。
しかし、もっとびっくりしたのが投票数の少なさ。アカデミー賞授賞式があった週にも関わらず、投票数はたったの24人。菊池凛子のノミネートなど、話題性がないわけではなかっただけに、意外な結果となりました。
この結果を考察するに、やはりハリウッド映画への関心がかなり下がっているのではないかと思います。2006年はまれに見る邦画の当たり年でした。「海猿」「日本沈没」「DEATH NOTE」「武士の一分」など話題作が多く、興行収入でも21年ぶりに邦画が洋画を抜くという現象が起こりました。
今回のリアルタイムアンケートを見る限り、その傾向は今年も続くのかもしれません。

映画をご覧になる際は、ぜひトクだね!こまちのシネマスケジュールをご利用ください。
(編集部 松田)
2006年(平成18年)全国映画概況
http://www.eiren.org/toukei/

スタッフのお気に入り

小学生に囲まれて映画鑑賞!? 「DEATH NOTE デスノート the Last name」

こんにちは。編集部の松田です。
先週末から公開された映画「DEATH NOTE デスノート the Last name」を見ました。そこでちょっと珍しい体験をしました。


↑左から、エル(松山ケンイチ)、月(藤原竜也)、弥海砂(戸田恵梨香)
(C)2006「DEATH NOTE」FILM PARTNERS

「DEATH NOTE」が週刊少年ジャンプに連載されていて、コミックは累計1500万部以上を販売。さらに中国や香港で人気となっている。そんな予備情報は十分知っているつもりでした。しかし、ここまで人気、しかも小学生に人気が広がっているとは想像していませんでした!

映画を見たのが、たまたま日曜日だったからかもしれませんが、少々大げさに言えば、観客のほぼ半分が小・中学生。ジブリ映画でも、これほどの小・中学生を見たことがありません。それほど多くの小・中学生が劇場を埋めていたのです。

私もコミックは全巻読みました。「名前を書かれた人は死ぬノートをめぐる物語」というプロット自体は子供向けかもしれません。でも、ストーリーや構成は必ずしも子供向けとはいえません。セリフが多く、さまざまな複線が絡み合いながら進む展開は、大人の私でさえ何度か読み返してようやく理解できたほど。かつて、同じく少年ジャンプで人気を博したマンガのイメージとはちょっと異なります。

そんな印象を持っていた「DEATH NOTE」だけに、劇場で大勢の小・中学生を見て、自分の目を疑ってしまいました。ちなみに私が初めて友達と見に行った映画は「グーニーズ」だったような気がします(笑)。

あらためて、その人気に驚かされた「DEATH NOTE」ですが、映画のデキの方は非常に良かったと思います。事前に告知されているとおり、原作とは異なるオリジナルのラストシーンとなっています。個人的には、原作に勝るとも劣らないラストでした。また、弥海砂(アマネ・ミサ)役の戸田恵梨香さんは、今後の活躍がさらに期待される女優になるのではないでしょうか。

原作を読んでいない方、もちろん大人の方も十分楽しめる映画です。
劇場に足を運んでみてはいかがでしょうか。

■サイト内関連ページ
トクだね!こまちシネマガイド

■関連サイト

デスノート公式サイト

スタッフのお気に入り

新潟県内でも上映中「グエムル-漢江の怪物-」で光っていた少女役は誰だ?

こんにちは。編集部の松田です。
久しぶりに韓国映画を見ました。
9月2日から公開が始まった「グエムル-漢江の怪物-」です。

実は韓国映画はほとんど見ません。別に好き嫌いがあるわけじゃないんです。ただ、映画を見ること自体少ないので、たまに見るときはどうしても洋画になってしまいます。

グエムル/コ・アソン\
(C)2006 Chungeorahm Film. All rights reserved.

そんな私がこの映画を見たのは、「韓国の歴代観客動員数を塗り替えた」という話を聞いたからです。しかも、事前予告を見る限り、どう見ても怪物が出てくる特撮パニック映画。歴代観客動員数を塗り替える怪物映画とはどんな映画なのか?そんな興味で見ることになったのです。

トクだね!こまちの映画ページでは、このように紹介しています。

"韓国のスピルバーグ"の異名をとる、ポン・ジュノ監督の新作は、ある一家と謎の巨大生物との壮絶な戦いを描く、パニック超大作。怪物「グエムル」のCG描写を、「キングコング」のWETAが担当しているのも話題。

なんだかこれだけ見ると、ジュラシックパークのような恐竜たちとの戦いを想像するかもしれません。しかし、自社サイトの説明ながら、この紹介ではこの映画の魅力を正確に伝えているとはいえません。もちろん、怪物との戦いはあります。ハラハラドキドキする展開もあります。手の込んだCGも大したものです。

でも、この映画の主題は、困難に立ち向かう家族の物語です。家族は圧倒的な逆境に立たされます。ここまでならハリウッド映画の定番。本作では、その家族の姿をどこまでも普通の市民として扱い、少女救出への道のりをユーモアとペーソスを交えながら描いています。言ってみれば「アクション・ホーム・コメディ・ドラマ」。2時間の上映時間の中で、スリルも、笑いも、涙もみんな盛り込まれています。そんな韓国映画ならではのユニークなアプローチが、観客動員につながっているのかもしれません。

物語の中心となる家族を演じるのは、ソン・ガンホ(「JSA」「殺人の追憶」)、ペ・ドゥナ(「リンダ・リンダ・リンダ」)、パク・ヘイル(「殺人の追憶」)など韓国映画を代表する個性派ぞろい。中でも、私の目を引いたのが、怪物にさらわれる少女・ヒョソンを演じるコ・アソン(上写真)です。14歳らしい無邪気な笑顔もいいですが、彼女の鬼気迫る表情が映画に緊張感とリアリティを与えています。

そこでちょっとコ・アソンについて調べてみました。韓国ではテレビドラマなどで活躍する、演技派子役として知られているそうです。最近は韓国で放送されているカシオのCMにも出演するなど、注目の存在となっているようです。韓流スターについてあまり詳しくはありませんが、こういう子役が次々出てきて、活躍できるフィールドがある韓国映画界の隆盛はまだしばらく続きそうです。

「グエムル-漢江の怪物-」は、新潟県内の各映画館で上映中です。

■サイト内関連ページ
トクだね!こまち映画スケジュール

■関連サイト
「グエムル-漢江の怪物-」公式ホームページ