こんにちは。トクだね!こまち編集部の松田です。
テレビや新聞で派手に報道されていますが、6月1日から違法駐車の取り締まりが強化されました。
(1)民間の駐車監視員が確認を行うこと
(2)短時間の駐車でも違反の対象になること
(3)運転者の責任を追及できない場合、所有者に放置違反金が科せられること
警察の発表によれば、主にこんなところが新しい制度の特徴のようです。
ただし、今回の制度改正の目的は、違法駐車検挙数を上げることではなく、あくまで違法駐車そのものを抑制すること。そのため、あらかじめ「取締り活動ガイドライン」として、重点路線や重点地区が発表されています。
新潟中央警察、新潟東警察から発表されているガイドラインによれば、以下の地域が重点地区に指定されています。(詳しくは新潟県警ホームページで確認してください)
■新潟東警察署
●最重点地域
新潟駅を中心に東西約1.3km・南北約1.2km範囲の約1.6k?の地域(花園 弁天 万代 東大通 八千代 明石1 南万代 東万代 米山 米山1?2 笹口1?2 三和町 天神 天神尾1 春日町)
●重点地域
(1)新潟駅を中心に、最重点地域を含んだ東西約2.7km南北2.7kmを範囲とした約5.7k?の地域(明石2 幸西 幸町 東幸町 米山3?6 鐙 鐙西 紫竹1?5 紫竹山1?3 神道寺 和合町1 堀之内南1?2 蒲原町 笹口 笹口3 南笹口 天神尾1?2 水島町 鏡が岡 本馬越 西馬越 長嶺町 天明町 日の出1 沼垂東 沼垂西 女池東1)
■新潟中央警察署
●重点地域
(1)【古町、東・西堀を中心とした地域及びその周辺】
一番堀通、旭町通一番町、古町通、東中通、西堀通、東堀通、本町通、上大川前通、鍛冶小路、新津屋小路、新堀通、坂内小路、広小路、五菜堀、秣川岸通の一部及びその周辺
(2)【古町7・8・9を中心とした繁華街】
古町通、西堀通、東堀通の柾谷小路から坂内小路までの地域及びその周辺
(3)【海水浴場に沿った地域】
寄居浜海水浴場並びに関屋浜海水浴場周辺
新潟駅を中心に、駅前?万代・八千代、駅南?けやき通り?弁天線?紫鳥線。古町周辺は、上大川前通?本町通?東堀通?古町通?西堀。つまり、主な繁華街はほとんどが取締り重点地域になるようです。
ということで、新制度移行後の6月2日(金)に、実際に重点地域の様子を見に行ってみました。
まずは新潟駅前。パッと見、なんとなく駐車が少ないような。ただし、客待ちのタクシーは以前と変わらず停車中。そのため、そんなに通りやすくなっている印象はありません。
↑新潟駅前は路上駐車もなく、ちゃんと2車線で通行可能に。
↑新潟駅前。タクシーの停車が意外に多いことに気づきます。
次に古町。こちらもそんなに駐車が少ないようには見えません。なぜなら、もともと西堀や東堀には路上の60分パーキングが多く設置されているからです。むしろ、激減しているように見えたのは、昼間のみ通行可能な古町通8(大竹座周辺)や、もともと路上駐車の多かった古町通4周辺です。
↑昼間は通行できるものの、路上駐車も多かった古町通8もこの様子。
↑見事に路上駐車がゼロとなった古町4番町
このほか、けやき通り、万代シテイ周辺も見て回りましたが、一人の駐車監視員にも出会うことができませんでした。「取締り活動ガイドライン」によれば、重点時間帯が決まっているようなので、たまたまあまり巡回していない時間帯だったのかもしれません。
私たち編集部も取材で、車を使うことが多いので、路上駐車をしないよう心がけたいと思います。
このニュースに関連したエピソードなどあれば、ぜひ教えてください。
■関連サイト
新潟県警ホームページ