佐渡かき釜飯…1,380円 期間限定:2012年3月上旬まで
新潟県人はお米と魚介の味に厳しい。「ととや本店」は県外客だけでなく、そんなわがままな新潟人をも満足させてくれるお店。中でも、冬限定で登場する「佐渡かき釜飯」は、秋口からすでに問い合わせが来るほどファンが多いメニューだという。使うカキは身の締まった佐渡産。プリプリとした食感はもちろん、風味の濃厚さゆえ、釜飯のふたを開けた時に立ちこめる強い磯の香りが特徴だ。そんな佐渡ガキをお米とともに惜しげもなく釜に入れ、薄口のしょうゆだしで味付けをして、じっくり20分ほどかけて炊き上げる。ちなみにお米は、オーナー自ら県内の米を食べ比べて選んだという、新発田市菅谷産コシヒカリ。うま味が強く、味の濃いカキとの相性はバッチリだ。味付けをシンプルにしているため、素材の味がこれでもかと際立つ一品。新鮮で質の高い冬のカキならではの感動を、釜飯で心ゆくまで味わおう。
釜飯・魚料理 ととや本店(新潟市|中央区)
新鮮な地魚料理と、新発田市菅谷産のコシヒカリ100%の釜飯やバラちらしが看板。25周年記念コースなど、宴会コースも充実している。
別名「海のミルク」とも呼ばれるカキ。佐渡ガキは特にミルキーで、ぷるんとした舌触りが魅力だ。旬ど真ん中のカキを、今食べないでいつ食べる!
ご飯は、浸透性の高い磁気活性水を使って一釜ずつ炊き上げる。具材に合わせて火加減などを微調整するのは、まさに釜炊き職人のなせる技だ。
南蛮エビ丼(炊き合わせなど5品付き)…3,990円 期間:通年※昼のみ
真冬になって冷たさを増す日本海。佐渡沖でとれる「南蛮蛮エビ(甘エビ)」はこの時期にグッとおいしくなる海の幸の一つだ。海水の温度が下がると、キュッと身が締まる上に、沖に揚げられてからお店に届くまでの間も、外気との温度差が少ないまま運ばれるので鮮度を保てることがおいしさの理由だとか。この南蛮エビをそのまま味わえると評判なのが、「蘭(あららぎ)」の「南蛮エビ丼」だ。「蘭」は県外からもお客さんが足を運ぶ、人気の日本料理店。南蛮エビ丼はこの店のオリジナルだ。余計な味付けや調理をせずに、南蛮エビのプリップリの食感、まろやかな口溶け、コクのある上品な甘みを、そのままご飯とともに味わう。他の甘エビとは違う食感、濃厚な味わいに感動する人も多い。南蛮エビの鮮度に自信がなければ作れない、大胆な一杯だ。お店では通年で提供しているけれど、一番の食べ頃の冬にこそ、ぜひ味わってみて。
日本料理 蘭(新潟市|中央区)
食のプロや業界人にもファンが多い、日本料理店。京風の本格的な日本料理のほか、「南蛮エビ丼」などの、枠にとらわれない独創的な一品も提案する。
毎朝佐渡から届くとれたてのエビは、一つ一つ手で殻をむく。鮮度が良いほど殻が外れにくいので、キラリと輝く身の美しさは、技を備えた職人だからこそ。
佐渡産の南蛮エビは、殻の赤さ、身の透明度が鮮度のバロメーター。エビ籠漁でとられたばかりのエビは競りの時点でもまだ跳ねているほど新鮮だとか!
写真協力/新潟県南蛮エビブランド化推進協議会
好爽鍋…2,079円 期間:通年
昨年の登場以来、リピーターになる女子が急増している「好爽鍋(ハオシャンコウ)」。鶏をベースにした3つのスープを楽しめる薬膳鍋だ。漢方で使われる10種以上の素材を加えた栄養満点のスープは、「体がとても温まる」、「翌日の肌の調子が良かった」など、女子たちから絶賛の言葉が多く寄せられているとか。薬膳の専門家と共同開発し、栄養と味のベストバランスを出すため1年以上の試作を経て完成した。スパイシーな香りが食欲をそそり、食べたそばから汗が噴き出るくらい、体の芯から温まる、薬膳パワーをその場で実感できるスゴイ鍋なのだ。具材はローカロリーな野菜とキノコが基本で、オプションの「和牛・F1ホルモン」や真鯛、新潟県産黄金豚も外せない。スープにくぐらせることでうま味が染み出し、さらに味に深みが増す。好爽鍋をみんなで囲めば、身も心もホットな女子会になること間違いなし!
Shanghai Fun Dining&Bar 楼蘭 (新潟市|中央区)
JR新潟駅南口けやき通りにあるダイニングレストラン。好爽鍋と並び、上海のスープ入り焼きまんじゅう「生煎(シェンジェン)」も名物だ。
シメには自家製全粒粉中華麺(210円)を。ツルツルののど越しが自慢だ。満腹でも不思議とスルッといける。
鶏をベースにした3つのスープ。「鶏白湯薬膳スープ」「薬膳辛味スープ」「薬膳烏骨鶏スープ」。具材はキノコと野菜が中心。
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