【十日町あんしんメール】 (配信 5月5日20時00分) 市民の皆様におかれましては、新型コロナウイルス感染拡大の防止のために、大型連休での帰省や外出の自粛、そして休業要請に最大限のご協力をいただき、心より感謝申し上げます。 県内の感染者は減少傾向にある一方で、十日町市では、市民の意識の高さと、各事業者による自主休業等の勇気ある行動、そして医療関係者の懸命なご努力により、市内感染者はいまだに発生しておりません。しかし、私たちは決して油断できません。 このような状況の中、政府は、5月4日に緊急事態宣言の対象地域を全国としたまま、5月31日まで期間を延長すると決定いたしました。また、東京、大阪等13の特定警戒都道府県は、引き続き、特に重点的な取組を進める一方で、新潟県を含むそれ以外の県では、行動制限の一部を緩和する方針が示されました。 これを受け、5月5日に花角知事は、不要不急の都道府県をまたいだ移動や、繁華街における接待を伴う飲食店等への外出は引き続き自粛を継続する一方で、3密を避けること等の「新しい生活様式」を実践することを前提に、これまでの行動制限の一部を緩和しました。 これらを踏まえ、市では、利用を休止していた施設について、情報館や地区公民館の図書の貸出再開や、ご家族等の範囲でクロアチアピッチを無料開放する等、一部休止の解除を行います。この詳細については、市のホームページでご確認ください。 また、小中学校、特別支援学校については、検温や手洗い、マスク着用等の感染防止対策を徹底したうえで、5月7日から全校を再開いたします。 なお、休業や時間短縮にご協力いただいている市内飲食店については、「新しい生活様式」を取り入れた感染防止対策の徹底を前提に、通常営業を再開できることになります。 医療体制については、県や医師会のご尽力により病床の確保等が進み、また、4月17日から、県の要請により市直営のPCR検査体制を構築したことで、感染拡大への備えを着々と進めています。 このまま市内感染者が出ないように全力を尽くしますが、万が一発生した場合には、医療関係者の方々はもとより、特に感染者や濃厚接触者の方々に対する差別や偏見を持つことを厳に慎んでいただきたいと思います。 5月7日からの市民生活は、大きな転換期を迎えます。 見えない敵と戦い抜くための「新しい生活様式」は、これからもずっと続くことを覚悟しなければなりません。 これまで以上に、市民一人ひとりが「うつらない、うつさない」ための高い意識を持ち、行動していただくようお願いいたします。 令和2年5月5日 十日町市長 関口 芳史 利用再開等を行う公共施設・観光施設等の詳しい情報は、市ホームページ ( www.city.tokamachi.lg.jp/soshiki/sm/04/Coronavirus/index.html ) に掲載していますので、こちらをご確認ください。 十日町市 総務部防災安全課 電話:025-757-3197