新潟ガンセンターが講演会の情報をリリースしました。
以下、運営・企画元からリリースされた詳細情報です。
第32回いのちをめぐる連続講演会
「巡り、巡って、いのちを巡らせて ~日本的看取りの模索から、アジアの「いのち」の問題へ~」
講師
田宮 仁(まさし)氏
前淑徳大学総合福祉学部教授
アジア国際社会福祉研究所顧問
「仏教ホスピス」に替わる言葉として、「ビハーラ Vihâra」を提唱。
1992年、長岡西病院ビハーラ病棟開設に尽力すると同時に、仏教看護・ビハーラ学会を創設。日本のみならず、韓国、台湾その他の仏教国にビハーラ運動を浸透させた。
その後も思考と歩みをとめず、淑徳大学アジア国際社会福祉研究所を介して、ベトナム、ネパール、タイ等々の仏教国とも連携し、2016年、釈迦生誕の地、ルンビニーにて、16世紀 ヨーロッパ発の「宗教改革」に対して。21世紀 アジア発の「科学改革」を提唱。(科学を否定するものではない。科学に対する人間のかかわり方を改革しよう ということである。)
その具体例として、欧米のソーシャルワークに対して、仏教的な社会活動を指して、
Mettábhávaná (メッターブハーヴァナー) という言葉を提唱した。
多くの人々の利益のために、多くの人々の幸福のために、
世界への憐れみのために人・天の繁栄のために、利益のために、幸福のために。
本講演では、「看取る側も看取られる側も、『いのち』のことは自分自身のこととして考える」を軸としてお話しされます。
第32回いのちをめぐる連続講演会
「巡り、巡って、いのちを巡らせて ~日本的看取りの模索から、アジアの「いのち」の問題へ~」
講演: 田宮 仁(まさし)氏
日時: 平成29年2月24日(金)18:00~19:30
会場: 新潟県立がんセンター新潟病院 2F 講堂
料金: 無料 ※事前申し込み不要
2017.02.02 12:56