[新潟地方気象台発表] 13日は大雪による交通障害に注意・警戒してください。新潟県では、12日未明から夜遅くにかけて落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょうに注意してください。 ［気象状況と予想］ 12日は、低気圧が日本海北部からオホーツク海へ進み、低気圧からのびる寒冷前線が北陸地方を通過するため、新潟県には暖かく湿った空気が流れ込む見込みです。その後、13日は冬型の気圧配置となり、北陸地方の上空約5500メートルには氷点下33度以下の寒気が流れ込むでしょう。 新潟県では12日は大気の状態が非常に不安定となり、雷を伴ってやや強い雨の降る所があるでしょう。その後、新潟県では13日は山沿いを中心に平地でも大雪となる所がある見込みです。予想よりも寒気が強まったり同じ地域で雪が降り続いた場合には、中越と上越で警報級の大雪となるおそれがあります。 ［雪の予想］ 12日18時から13日18時までに予想される24時間降雪量は、いずれも多い所で、 下越 平地 10から20センチ 下越 山沿い 20から40センチ 中越 平地 20から40センチ 中越 山沿い 60から80センチ 上越 平地 20から40センチ 上越 山沿い 60から80センチ 佐渡 10から20センチ ［防災事項］ 13日は大雪による交通障害に注意・警戒してください。令和6年能登半島地震で損傷を受けた家屋では、積雪の重みによる倒壊にも注意が必要です。 新潟県では、12日未明から夜遅くにかけて落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。ひょうの降るおそれもありますので、農作物等の管理にも注意してください。 ［特記事項］ 今後発表する警報、注意報、竜巻注意情報、気象情報等に留意してください。 ［お知らせ］ 令和6年能登半島地震に伴い揺れの大きかった新潟県内の市町村では、地震による地盤の緩みを考慮し、大雨警報・注意報の土壌雨量指数基準を通常より引き下げた暫定基準で運用しています。