本年4月下旬から6月中旬までの間、魚沼市内の高齢男性が1,660万円の被害に遭う特殊詐欺(架空料金請求)事件が発生しました。 本年4月下旬、被害者あてに「携帯電話の未払い料金がある」というショートメッセージが届き、記載されていた連絡先に電話をかけたところ、実在する通信会社職員を名乗る男性から「アプリの登録未納料金がある」と言われ、指定された口座に60万円振り込みました。 更に実在するNPO法人や警視庁の警察官を名乗る男性から電話があり、「犯罪被害の場合、政府の保障を受けられる可能性がある」「関係者を詐欺で検挙した。あなたの資産を教えてほしい」「銀行に50万円以上預けていると捜査に時間がかかるから、別の口座にお金を移す必要がある」などと言われ、6月中旬までに合計53回の振り込みを行っています。 その後、被害者は同様の詐欺被害のテレビ報道を見て、詐欺に気づき警察に届け出たとのことです。 身に覚えのないメール等は無視しましょう。「被害額が返ってくる」「サイト・アプリの料金が未払い」等の言葉には注意し、家族や警察に不審なメールや電話が来たことを必ず相談してください。 小出警察署 025-793-0110 魚沼市防犯協会