新型コロナウイルス感染症に関し、新潟県の全市町村を対象に適用されている「まん延防止等重点措置」の期間が、3月6日まで延長されています。 まん延防止等重点措置が適用されてからの間、市民の皆様からは、不要不急な県外との往来を極力控えていただいているほか、飲食店等の皆様には、営業の時短要請など、ご負担をおかけしておりますが、このたびの期間延長に伴い、これからの約3週間、引き続きご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 さて、当市では2月において、13日現在、95人の感染症患者が確認されています。これは、一月で145人が確認された先月を上回る早いペースとなっており、市内において、急激に感染が拡大しています。 市内における特徴として、家庭内での感染が多く発生しています。これに歯止めをかけるため、これまでお願いしてきました感染症対策の基本に加え、次のことについて、特にお守りいただきますよう、お願いします。 ・家のなかでも、できるだけ全員がマスクを着用してください。 ・こまめに、手洗いや手指消毒を行ってください。 ・取っ手やドアノブなど、共用部分を消毒してください。 ・できる限り換気してください。 ・万一、家族から感染症患者が発生した場合は、可能な限り部屋を分け、世話をする人を限定してください。 家庭内における、感染症対策の徹底の強化を、よろしくお願いします。 感染抑制と重症化防止に効果が期待される、3回目の新型コロナワクチンについて、2月より高齢者の方から接種いただいているところであり、64歳以下の方は、3月からの接種を目指し、準備を進めているところであります。集団免疫を獲得するため、できる限り多くの方からワクチン接種を受けていただきますよう、お願いいたします。 今冬は、感染症の拡大に加え、豪雪により妙高高原地域に新潟県災害救助条例が適用されるなど、色々な面でご苦労の多い年となりました。しかし、あと少しで春が来ます。この先、皆様と協力し感染症の拡大を抑え込み、希望に満ちあふれる春を迎えたいと思いますので、市民の皆様、事業所の皆様のご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。 令和4年2月14日 妙高市長 入 村 明