小出警察署からのお知らせです。 2月11日、魚沼市内で有料サイトの利用料金名目の架空料金請求被害が発生しました。 被害者あてに、ショートメッセージ(SMS)が届き、「確認事項がある。本日中に連絡がない場合、回線を停止する」などと記載されていました。 被害者がメールに記載の電話番号に連絡したところ、“NTTドコモサポートセンター”を名乗る者につながり、「有料サイト料金が未納だ」「すでに民事裁判の手続き中で、止めるためには料金支払いが必要」などと言われたため、指示に従って市内のコンビニで計30万円分の電子マネーを購入し、犯人に電話で電子マネーカード裏面のIDを教えてしまいました。 翌日、今度は“日本データ保護協会”を名乗る者から電話があり、「他にも料金未納のサイトがある」「手続きをすれば、払った料金の95%は返ってくる」などと言われたため、金融機関のATMから、約50万円を指定口座に振り込んでしまいました。 その後、被害者が同居の家族に相談したところ「詐欺ではないか」と言われ、警察に届け出ました。 同様の手口での犯行が相次いでいます。今後も被害が発生する恐れがありますので、十分注意してください。 〇 被害を防ぐために・・・ ・電子マネーで料金支払いを求められたら、警察に相談しましょう! ・犯人はNTTやアマゾンなど、実在する会社名を名乗ってメールをしてきます。知っている会社名でも、メールやショートメッセージに記載された番号には電話をしないでください。 ・犯人は「民事裁判」「回線を止める」などと言い、不安をあおります。不安なときは、会社の正式な問い合わせ番号を自分で調べたり、周りの人に確認してもらいましょう。 ・不審なメッセージが来て不安なときは、警察に相談しましょう。 小出警察署 電話 025-793-0110 魚沼市防犯協会