新型コロナウイルス感染症に関し、新潟県の全市町村を対象に「まん延防止等重点措置」が、はじめて適用されることが決定しました。 これに伴い、市民の皆様からは、不要不急の県外との往来は極力控えていただきたいほか、酒類を提供している飲食店等の皆様には、1月21日から2月13日までの間、時短営業など、ご負担をおかけすることとなりますが、市内における感染拡大を防止するため、ご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 さて、当市では1月において、19日現在、27人の感染症患者が確認されています。これは、当市の一月における感染症患者確認数の過去最大を超えるものであり、市内において、急激に感染が拡大しています。 また、この傾向として、10代から40代の比較的若い世代の方が感染するなど、今後も感染拡大が懸念される状況にあります。 このたびの感染拡大は、日本に留まらず世界的な規模で広がりを見せています。色々な情報が錯綜しておりますが、当市ではこれまで一貫して、市民の皆様を感染からいかにお守りするかに注力してまいりました。現在もその方針に変わりはありません。 感染防止のため、今一度お願い申し上げます。毎朝の検温、マスクの着用、こまめな手洗い、消毒をはじめ、密をさけた行動など、基本となる感染予防の徹底と、特に次のことについて、お守りいただきますよう、お願いいたします。 ・不要不急の県外との往来は、極力控えてください。 ・混雑した場所や感染リスクが高い場所への外出や移動は控えて下さい。 ・飲食を伴う会合は、同一グループの同一テーブルで4人以内とすることや、座席を離す・短時間とするなど感染対策を徹底してください。 ・2回のワクチン接種が完了しても、毎朝の検温やマスク着用など、感染予防の基本の徹底をお願いします。 なお、発熱、倦怠感など、体調不良を感じたら、不要な外出を控えるなど、できる限り人との接触は避け、まずは、かかりつけ医などに電話相談をお願いします。 今回、当市が「まん延防止等重点措置」の適用を受けるに伴い、飲食店をはじめとする市民の皆様に、ご負担をお願いする厳しい状況でありますが、皆様の英知を結集し、この危機的な状況を打破したと考えておりますので、市民の皆様、事業所の皆様のご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。 令和4年1月20日 妙高市長 入 村 明