これまで、市民の皆様からは、新型コロナウイルス感染症対策にご理解とご協力をいただき御礼申し上げます。 新型コロナウイルス感染症については、新潟県が新潟市に対し「特別警報」を発令するなど、拡大防止の徹底を呼びかけしています。 当市においては、8月に入り、一日で5人の感染症患者が公表されたところであり、最近の傾向として、30代から50代の比較的若い世代の方が感染するなど、今後も感染拡大が懸念される状況にあります。 新型コロナワクチン接種について、高齢者の方への2回の接種が、ほぼ完了しました。接種にご協力いただきました皆様に、感謝申し上げます。現在は、若い世代の方への接種を進めていますが、接種率は高齢者の方と比較して、高くありません。 感染症の第5波は、若い世代を中心に、これまでにない急激なスピードで拡大しており、ピークも見通しがたたない状況です。 当市では、早期に市民全員のワクチン接種が完了するよう取り組みを進めています。接種は強制ではありませんが、集団免疫を獲得するためにも、若い世代の皆様からも、できる限り多くの方からワクチン接種を受けていただきますよう、お願いいたします。 また、これから、お盆を迎え帰省などで人の移動が多くなり、今まで以上に感染症患者が増えることが懸念されます。 今一度お願い申し上げます。毎朝の検温、マスクの着用、こまめな手洗い、消毒をはじめ、密をさけた行動など、基本となる感染予防の徹底と、特に次のことについて、お守りいただきますよう、お願いいたします。 (1)「緊急事態宣言」及び「まん延防止等重点措置」が適用されている都道府県との往来は、できる限り自粛をお願いします。また、今年のお盆の帰省につきましても、慎重な判断をお願いします。 (2)普段顔を合わせない人との飲み会や食事会は、極力控えてください。 (3)飲酒を伴う会合等を行う場合は、感染防止対策の徹底をお願いします。 (4)2回のワクチン接種が完了しても、毎朝の検温やマスク着用など、感染予防の基本を徹底してください。 なお、発熱、倦怠感など、具合が悪い場合は、外出を控えるなど、できる限り人との接触は避け、まずは、かかりつけ医などに電話相談をお願いします。 全国的に感染が拡大している厳しい状況が続いていますが、今が正念場です。感染拡大防止のため、引き続き、皆様のご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。 令和3年8月11日 妙高市長 入 村 明