本日(5月12日)、燕市において、新たに7名の新型コロナウイルス感染者が確認されたとの公表がされました。5月に入り29名の感染者が確認されており、新潟県内の市町村の中でも非常に多い人数となっています。 新潟県では、県内全域に感染が拡大している状況であり、これまで発令していた独自基準である「警報」を継続しつつ、新たに長岡市で「特別警報」を発令し、酒類を提供する飲食店等に対して営業時間短縮の協力要請などを行うことといたしました。 新潟県によれば、このたびの県内の感染者の増加は、会社内でのランチや自宅での多人数の飲み会、バーベキュー、高齢者のマスクを外してのお茶のみのほか、自分自身は気を付けていても、職場の同僚や家族などから感染が広がった事例が要因であるとのことです。 つきましては、家庭内や職場では、あらためて次のことを徹底してください。 ●食事の前や帰宅後など適切なタイミングで手洗い・アルコール消毒を忘れずに。 ●職場での飲食(特にランチ)は別々に黙食とし、食後はマスクを徹底。 ●職場での休憩所では会話は短時間。マスクを徹底し、共有物は消毒を。 ●喫煙所での密は避けて、会話は控える。 ●家族の中に発熱等の症状のある人がいる場合には、次の対策を。 ・食事はなるべく別々に(一緒にとる場合、手指消毒して最初に個別に取り分ける) ・ドアノブなど共有物の消毒を。 ●普段と比べて体調が悪い(発熱、咳、呼吸器症状、のどの痛み)と感じたら、すぐにかかりつけ医か「新潟県新型コロナ受診・相談センター(電話025-256-8275)」に電話で相談を。 また、個人情報保護や個人の尊厳の確保のため、情報の取り扱いには十分ご注意いただき、感染された方やそのご家族・関係者に対する詮索や誹謗中傷などの行動は厳に慎んでください。 なお、このたびワクチン接種の予約を開始したところ、電話がつながりにくいなど、市民の皆さまには多大なご迷惑をおかけし、誠に申し訳ありませんでした。現在、予約枠の拡充や受付方法の改善の準備を進めているところです。 このワクチン接種には、感染拡大に歯止めをかける大きな期待が寄せられるものですので、今後も医師会をはじめ関係機関と連携し、5月17日(月)から開始する個別接種及び5月26日(水)から開始する集団接種の円滑な実施に向けて努めてまいります。 市民の皆さまにおかれましては、今後も引き続き、お一人おひとりが感染予防の意識を高く持ち、マスク、手洗い、3つの密の回避等の基本的な感染症対策の徹底に対して、ご理解とご協力をお願いいたします。 令和3年5月12日 燕市長 鈴木 力