燕市立小池保育園において、園職員24名全員に対し、去る2月8日(月)、市として任意のPCR検査を実施し、検査の結果、昨日2月10日(水)までに、そのうち4名が新型コロナウイルスの感染が判明したことは、既にお知らせしたとおりです。 本日、新潟県が、本園の園児10名、その他2名の新型コロナウイルスの感染を確認したと発表したことから、本件に関係する感染者は、計16名になりました。 現在、保健所が、新たに感染が判明した者について、濃厚接触者の特定を含む積極的疫学調査を行っています。これらの結果については、県の発表があり次第、お知らせします。 あらためて、個人情報保護及び個人の尊厳の確保のため、このことに関する情報の取扱いには十分ご注意いただくとともに、個人の特定や憶測での情報が流れることのないよう、ご理解とご協力をお願いします。 燕市では、このたびの新型コロナウイルス感染症拡大の重大性に鑑み、関係者の皆様に対して以下の対策を講じることといたしました。 (1)相談窓口の設置 このたびの小池保育園における新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、不安を抱えている保護者等に対する相談窓口を開設します。 (受付時間:平日8時30分から午後5時15分まで) ○健康相談窓口 燕市保健センター(0256-93-5461) 陰性判定となったものの健康上の不安がある方に対し保健師が相談に応じます。 ○生活相談窓口 子どもサポート係(0256-77-8224) 入院および自宅における健康観察期間中の買い物などへの支援について担当職員が相談に応じます。 (2)入院および自宅における健康観察期間中の買い物などへの支援 ○自宅からネットスーパー(イオン、原信など)で生活必需品を買い物した場合の配送料を補助します。 ○ご希望の方には配食サービスを斡旋し、一定額を補助します。 (3)家庭内感染を防止するための支援 自宅における健康観察期間中の家庭内感染を防ぐため、園児とその家族に対して滞在ホテルを斡旋し、その宿泊料金(食費を除く)の一部を支援します。 (自己負担額:小学生以上一人当たり一泊1,000円) (4)保育園職員からのさらなる感染拡大を防止する対策 自主検査により陰性と判定された小池保育園の職員について、自宅待機中に家庭内感染がおきないよう、念のため当分の間ホテル滞在とします。 今後の感染状況に応じ、さらなる対策が必要な場合は、速やかに講じてまいりますので、引き続き市民の皆様のご理解とご協力をお願いいたします。 令和3年2月11日 燕市長 鈴 木 力