安田温泉の温泉水で育った「ゆたからサーモン」大学生が普及プロジェクトの報告会を開催

新潟食料農業大学食料産業学部食料産業学科ビジネスコースの３年生が取り組む地域活性化プロジェクト「ゆたからサーモンプロジェクト」の報告会が25日、阿賀野市の温泉施設「安田温泉やすらぎ」で行われました。同プロジェクトは、同市で2019年に商品化された「ゆたからサーモン」を使った阿賀野市の地域活性化を目指すもので、学生らがまとめた認知・普及・拡販のアイディアが約1時間にわたって発表されました。

ゆたからサーモンは、安田温泉やすらぎを経営する木村正人氏が個人で養殖を始め、2019年に商品化したサーモンの品種で、クセのない淡白な味わいと、ほどよく乗った脂が特徴。無投薬、飼料には安田地区のヨーグルトなどから抽出したホエイ（乳清）や温泉水を使用し、新潟県では初となる環境閉鎖型陸上養殖の成功例です。

現在、ゆたからサーモンの料理や加工品は安田温泉やすらぎ内の食堂で提供されているほか、主に新潟県産品を取り扱うネットショップ「新潟直送計画」で販売中。今後の普及の行方に注目です。

ゆたからサーモンの詳細・購入は以下のURLを参照。

安田温泉やすらぎ
http://yasudaonsen.com/

新潟直送計画 ゆたからサーモン販売ページ
https://shop.ng-life.jp/yasudaonsen/0485-001/