おやつにも主食にもなる、毎日の食卓に欠かせない食パンがいま大ブーム!今回は、おいしい食パンが購入できる、編集部おすすめのベーカリーを集めました。話題の専門店から老舗まで、一度は食べてみたい食パンを厳選してご紹介します!
目次
パンの冨士屋 古町本店
大正時代から愛され続ける新潟を代表する食パン
新潟市内では最も古く、古町を中心に多くの人に親しまれてきた味を提供する老舗ベーカリー。栄養価が高く、香ばしい風味が特徴の「全粒粉食パン」、サンドイッチやトーストにおすすめの「並食パン」など、全5種類の食パンの中でも最も人気なのが「上食パン」だ。自身もパン職人である社長の渋谷則俊さんは「製法は創業当時のままですが、あえてかみ応えを意識して原料の配合を少しずつ変えています。かむほどに小麦の香りが広がる食パンなので、毎日楽しく食べていただけると思います」と話す。創業から100年近く愛され続ける、新潟を代表する食パンの味わいを体験してみては。
- 店名:パンの冨士屋 古町本店
- 住所:新潟市中央区古町通6-978
- 電話番号:025-229-2941
- 営業時間:7時~19時
- 定休日:水曜
- 備考:2,000円以上商品購入で駐車券サービス
食パンの店 ブランレーヴル
食パンの奥深さを楽しむ2つの山型食パン
店名に「食パンの店」と掲げるほど、食パンに強いこだわりを持つ。食パンとしてのおいしさを追求した「マウンテントップ」と、牛乳や卵などは使わず、小麦の味わいや香りを際立たせた「イングリッシュブレッド」があり、どちらも午前中に売り切れてしまうほどの人気ぶり。休日には遠方から訪れるファンも多いそう。「2つの食パンを食べ比べて、風味や食感の違いを感じてみてください」とご主人の福島清一さん。お店を訪れる際には、予約してからどうぞ。
- 店名:食パンの店 ブランレーヴル
- 住所:新潟市東区逢谷内3-1-46
- 電話番号:025-272-3287
- 営業時間:7時~18時30分
- 定休日:木曜、第1・3水曜
乃が美 はなれ 新潟店
完売必至!今話題の高級“生”食パン
今年6月に新潟初上陸を果たした食パン専門店。何も付けず、トーストもせず、そのままちぎって食べることを目指した「生」食パンを提供している。実際に食べてみると、とろけるようななめらかさで、「これが食パン?」と驚くほど。今までの食パンの概念を覆す、しっとり感。その秘密はオリジナルの高級マーガリンやバターのほかに、生クリームを配合していること。さらにハチミツをプラスすることで上品な甘みに仕上がる。この感動を求めて今日も行列が絶えない。
- 店名:乃が美 はなれ 新潟店
- 住所:新潟市中央区上近江2-19-6
- 電話番号:025-385-6817
- 営業時間:11時~18時※パンがなくなり次第終了
- 定休日:火曜
クレール
素材にこだわった遊び心のある品ぞろえ
看板メニューは、小麦粉を混ぜる際に水ではなく熱湯を使用する食パン「北海道産小麦(湯だね)」。同じ湯だね製法のものでも北海道産小麦とカナダ産小麦を使い分けたり、五穀や発芽玄米を使用したりと、食パンだけでも常時8種類ほど並んでいる。「食パンは毎日食べるものだから、お客さんが飽きないように、遊び心を感じるラインアップにしています」とオーナーの珊瑚誠三郎さん。そんな珊瑚さんのアイデアが詰まった食パンが、今日も誰かを笑顔にしている。
- 店名:クレール
- 住所:新潟市江南区亀田四ツ興野2-5-2
- 電話番号:025-382-3680
- 営業時間:7時~19時
- 定休日:月曜・第3日曜
- 備考:テラス席あり
リッツ
寡黙なご主人が丁寧に仕込む飾らない素朴な味わい
創業から25年、住宅街に店を構える実力店。パン作りのモットーは、「毎日食べても飽きないパン」。発酵不足だとボソボソしてしまうため、生地の温度調節が大事だという。「夏は氷を入れたり、冬はお湯を入れたりして、生地の温度が一定になるよう調節しています」とご主人の佐藤靖雄さん。作業する手つきは、長年の経験を感じさせる職人技だ。特別なことは何もしていないという飾らない素朴さが、毎日食べても飽きない理由なのかもしれない。
- 店名:リッツ
- 住所:新潟市西区小針が丘2-55 プラザ小針1F
- 電話番号:025-265-2886
- 営業時間:7時~19時
- 定休日:火曜、第3月曜
食事を引き立てるモチモチ食感が決め手
オープン当初からの定番メニュー「もちもちネイヴル食パン」。「食事と合わせて食べていただけるように、甘みや風味が強い材料はなるべく使用せず、卵も使っていません」とマネージャーの青野外四さん。どんな具材にも合わせやすいシンプルなおいしさが特徴で、この食パンを使って作る、食事系からデザート系まで幅広く取りそろえたミックスサンドも好評だ。手でちぎってからトーストすると、表面のザクザク感と中のもっちり感を楽しめるのでおすすめ。
- 店名:Pain de Navel(パン ド ネイブル)
- 住所:見附市葛巻1-1679-1
- 電話番号:0258-84-7005
- 営業時間:7時~19時
- 定休日:水曜
- 備考:テラス席あり
ラ・ターブル
県産小麦を使ってリニューアル愛される新潟食パンを目指して
今年7月の店舗リニューアルに合わせ、約8割の商品に新潟県産小麦を使うようになったラ・ターブル。それまで看板だった「淳ちゃんの山型食パン」も一新した。「毎日食べるものだからこそ、生産者の顔が見えて、安心・安全な地粉を使いたいんです」と代表の佐藤哲栄さん。新たに登場した「新潟小麦湯種食パン」は、しっとりとやわらかく程よい甘みが特徴だ。「将来的にはすべてのパンに県産小麦を使いたい」という思いも。今後も目が離せないベーカリーだ。
- 店名:ラ・ターブル
- 住所:新潟市東区東明5-3-1
- 電話番号:025-257-8424
- 営業時間:8時~19時※月曜のみ~18時まで
- 定休日:火曜
- 備考:店内にカフェあり
情報は掲載当時のものです。念のため電話で情報をお確かめになってからお出かけください。閉店店舗については、随時メンテナンスを行っています。間違いを通報する