「デカ盛り」「メガ盛り」「ギガ盛り」と呼ばれる、器に収まりきらないほどの大盛りメニューは食べ盛りの学生やサラリーマンたちの強い味方。今回はそんな腹ペコたちが通う、味もボリュームも満点の新潟県内の食堂をまとめました。
目次
大みや食堂 (中央区)
気前のいい盛りの良さを求め、腹ペコたちが集まる食堂
大きめの茶わんに白飯は激盛り。定食のゴハンは普通盛りで1.5合はあろうかという盛りの良さに、誰もが驚かされる。毎日、2升釜で3回、計6升ものゴハンを炊くのがこの店の日課。米だけではなく、種類豊富にそろうメニューはどれもボリューム満点。特に「肉入り野菜炒め定食」の山盛り具合は圧巻で、約800グラムのモヤシに、2分の1玉分のキャベツ、豚バラ肉などの具材が大皿にてんこ盛り。「米を食わないと力が出ないでしょ。もうけなんて全くないけど、お客さんが喜んでくれるから盛りは変えられないよ」と、店主は優しい笑みを浮かべる。その気前の良さに引かれて今日も働く男たちが、腹を空かせてやって来る。
- 店名: 大みや食堂(オオミヤショクドウ)
- 住所:新潟県新潟市中央区本馬越2-4-14
- 営業時間:11時〜13時15分頃※材料がなくなり次第終了※営業時間は変更の場合あり
- 定休日:日曜※祝日は不定休
- 席数:32席
- 駐車場:8台
ドライブイン小柳 (聖籠町)
腹ペコたちが満足するボリューム満点のメニュー
すり鉢に入ったカレー。その強烈なインパクトで、テレビでも取り上げられている店。カレー以外のメニューも圧倒的な盛りで、大食漢をもうならせる。実はこちら、約30年前の創業時はちょっと盛りの多い普通の食堂だった。デカ盛りになったのは今から約15年ほど前、同じ聖籠町内に「JAPANサッカーカレッジ」ができた時のこと。中学校卒業後、東京のすし店で修業を積んだ経験を持つ店主が、空腹&金欠の日々を過ごした青春時代を重ね合わせた末に、「超大盛り」を誕生させた。「正直、赤字(笑)。でも、もう食えないって、満腹の姿を見るのが楽しい」。太っ腹の店主が今日も学生の成長を温かく見守っている。
- 店名: ドライブイン小柳(ドライブインコヤナギ)
- 住所:新潟県北蒲原郡聖籠町次第浜2055-3
- 営業時間:11時30分〜14時、18時〜21時30分
- 定休日:月曜
- 席数:40席
- 駐車場:10台
喜味屋 (長岡市)
40年以上愛され続ける人情系満腹食堂
長岡きっての盛りのよさを誇る食堂。一見すると普通の食堂だが、料理のボリュームに圧倒される。巨大な皿の上に載る山のようなゴハンとおかず。どのメニューも「普通盛り」なのに他店の倍はある。さらに大盛りは、とにかくハンパない激盛り。開店当初、農業を営む常連客から「こんな量じゃ腹いっぱいにならなくて力が出ないよ」と言われたのをきっかけに、盛りにこだわったのが始まりだという。最近では、口コミなどウワサを聞いて訪れる県外客が増加し、大盛りをペロリと平らげる女性のツワモノも。「おいしい料理をいっぱい食べて笑顔になってほしい」という初代店主の思いは、40年以上たった今でも受け継がれている。
- 店名:そば・食事処 喜味屋(キミヤ)
- 住所:新潟県長岡市摂田屋5-10-21
- 営業時間:11時〜14時、17時〜20時(19時40分LO)
- 定休日:火曜(祝日の場合営業、翌日休み)
- 席数:60席
- 駐車場:20台
萬来 (柏崎市)
どのメニューも頼んでビックリ!盛りの良さで大評判
知る人ぞ知る新潟のデカ盛りキングとして、その名をとどろかせているお店。その昔、店主が体調を崩して休養している間、代わりにおかみさんが店を切り盛り。もともと農家育ちの大食漢だったそうで、「自分もいっぱい食べていたから、みんなにもいっぱい食べてほしいの。そしたらね、常連さんが来るたびに、どんどん盛りが良くなっていくって言うんだわ(笑)」。その量がクチコミで評判になり、テレビはじめさまざまなメディアで紹介され、今では全国区のデカ盛り店に。取り分けは禁止だが、食べきれない分は持ち帰りOK。「な~んももうからないよ」と言いながらも、楽しそうに料理する姿に、腹も心も満たされる。
- 店名:食堂 萬来(バンライ)
- 住所:新潟県柏崎市半田1-8-36
- 営業時間:11時30分〜15時(14時30分LO)、 17時〜21時(20時30分LO)
- 定休日:火曜
- 席数:40席
- 駐車場:5台
七福食堂 (上越市)
ボリューム飯でおなじみ。盛りの良さは愛情の証!
「おいしく腹いっぱいに」を信条に、親子二代で切り盛りするアットホームな食堂。ご主人と息子さんが作る料理は、とにかくボリューム満点。おなかいっぱい食べてほしいと、開店当初から盛りが良く、今では「デカ盛りのお店」と言われるほどに。長年変わらない味で地元民に親しまれているが、最近では口コミを頼りに県外からも多くの客が訪れる。この名を広めたのは、やはり大盛りのオムライスの存在。薄く焼き上げる卵で包んだケチャップライスは、なんと2キロ弱!完食できないだろうと、シェアОKなのもご主人の優しさ。
- 店名: 七福食堂(シチフクショクドウ)
- 住所:新潟県上越市幸町15-28
- 営業時間:11時〜14時30分LO、17時〜20時(19時30分LO)※土・日曜・祝日は11時〜20時(19時30分LO)
- 定休日:金曜
- 席数:48席
- 駐車場:15台
ますや食堂 (西蒲区)
味とボリュームを長年守り続ける大衆食堂
漆山郵便局のある通り沿いにある、看板のない知る人ぞ知る食堂。そっと掛けてある白いのれんが目印。ここの名物は、中華料理店で修業した店主による「肉チャーハン大盛り」。キャベツの甘味と豚肉のうま味があふれ出た甘じょっぱい味付けのあんに、卵をまとった焼きメシが食欲を加速させる。「この味とボリュームが好きで長年来てくれるお客さんもいるから、40年近く変えてないよ」と、店主。その量、何と1キロ。味・量ともに申し分なしで670円。お財布にも優しいデカ盛りは「人生に1度は食べておけ」とブロガーの間でウワサになるほど。
- 店名: ますや食堂(マスヤショクドウ)
- 住所:新潟県新潟市西蒲区漆山2741-1
- 営業時間:11時30分〜13時30分LO ※材料なくなり次第終了
- 定休日:不定休
- 席数:15席
丸竹食堂 (三条市)
心と腹を満たす大盛り料理の数々
手打ちそばから中華料理まで、さまざまなジャンルで修業を積んだ2代目の店主が営む老舗食堂。定食や丼などのメニューはどれも圧倒的なボリュームを誇り、昼どきになると店内は常に満席、出前の電話もひっきりなしに鳴っている。人気の秘密は、先代から受け継いだ味と新しい味の融合、そして圧巻のボリューム。「別にデカ盛りのつもりで出してるわけじゃないんだけどね」とおどけるが、常連客からも材料費の心配をされるほどの盛り具合が、ご主人の気前の良さを物語っている。休みの日でも仕込み作業を行うなど、量だけでなく、味へのこだわりも抜かりがない。手間を惜しまない姿勢も、地元で愛され続ける理由の一つ。
- 店名: 丸竹食堂(マルタケショクドウ)
- 住所:新潟県三条市興野1-6-6
- 営業時間:11時〜15時(14時30分LO)、17時〜21時
- 定休日:火曜
- 席数:20席
- 駐車場:10台
まつもと食堂 (江南区)
手作りの料理と温かい雰囲気が人気の食堂
JR亀田駅の近くにあり、温かい雰囲気と人柄で長年愛され続けている「まつもと食堂」。家でゴハン食べるみたいにくつろいでもらいたいと、それぞれの席の間隔を開け、ゆったり食事ができるようになっている。店の名物は、長時間煮込んだ優しい口当たりのルーと2枚の国産豚ロースカツが大盛りゴハンを覆い尽くす「カツカレー」。巨大なカツとあふれんばかりのルーでデカ盛りフリークを喜ばせるボリューム満点の一皿。焼き魚や煮物、カツなどメイン3品に小鉢2品が付く品数豊富な「日替わり定食」も人気。
- 店名: まつもと食堂(マツモトショクドウ)
- 住所:新潟県新潟市江南区旭1-1-28
- 営業時間:11時〜14時、17時〜21時
- 定休日:土曜
- 席数:48席
- 駐車場:5台
北京 (柏崎市)
創業から続く盛りの良さと味わい
1970年の創業以来、地元に限らず遠方の人にも愛され続ける人気店。創業当初から変わらない盛りの良さが自慢で、中でもあんかけ系のゴハンにファンが多い。香ばしいしょうゆの風味とたっぷり入った野菜のうま味が凝縮したあんが絶品の「うま煮ライス」は、ご飯の量は1合半、総重量なんと1キロ超。うま煮ラーメンやマーボーメンなどの麺類も豊富にそろい、こちらも評判。
- 店名:食堂 北京(ペキン)
- 住所:新潟県柏崎市錦町4-11
- 営業時間:11時〜14時、17時〜20時
- 定休日:月曜、月1回月・火曜連休あり
- 席数:61席
- 駐車場:19台
クッキングフォレスト (中央区)
デカ盛りフリーク御用達!ボリューム満点メニュー
ガッツリ食べ応えのある料理でおなじみ、デカ盛りフリークからも注目される「クッキングフォレスト」。和洋のメニューが多彩にそろい、おかずもゴハンも「大盛り頼んでませんけど」と言いたくなるほどの量。そんな昼メシを求めて、連日サラリーマンや学生たちが押しかける。特にごはんの量は普通盛りで約1合分の350グラム。14升用意しても営業3時間でなくなるというからスゴイ。「家族経営だから、もうけより盛りの良さを大事にしています」という店主の心意気に感謝して、存分にガッツこう!
- 店名: クッキングフォレスト(クッキングフォレスト)
- 住所:新潟県新潟市中央区姥ヶ山4-3-20
- 営業時間:11時30分〜14時30分(14時LO)※ゴハンなくなり次第終了
- 定休日:日曜・祝日
- 席数:35席
- 駐車場:7台
はりま屋 (西区)
「味」「盛り」「値段」で男心をガッチリつかむ
店を構えるのは新潟大学のほど近く。ランチタイムには学生やサラリーマンが押し寄せ、店内は活気にあふれる。学生街という場所柄、提供する品はどれも盛りが良く、とにかく安い。手早くかき込める丼メニューが多いのも特徴で、その数13種類。から揚げやハンバーグ、カツなど、どれも肉をたっぷり盛り込んでいて、「午後からの活力にしてほしい」、そんな店の思いが伝わる品ばかりだ。また、丼には「大盛り」、さらにその上の「ジャンボ」を用意。それぞれご飯だけでなく、上にのる具材も増量になる。
- 店名:ラーメンと定食の店 はりま屋(ハリマヤ)
- 住所:新潟県新潟市西区五十嵐二の町8280-17
- 営業時間:11時30分〜14時30分LO、17時30分〜20時30分LO
- 定休日:水・日曜
- 席数:40席
- 駐車場:10台
老広東 (西区)
愛情もゴハンもてんこ盛り!学生街の腹パン中華食堂
新潟大学から目と鼻の先にあり、日本人向けにアレンジした広東料理を提供する中華食堂。腹ペコ学生が多いこともあり、メニューはどれも大盛りでコストパフォーマンスの高さは抜群。「鶏片飯」はふんわり揚げた鶏ムネ肉やシャキッと炒めたハクサイやニンジンなどの野菜をあんでまとめ、山盛りご飯にたっぷりかけた人気の一品。「一人暮らしの子も多いからね、お腹いっぱいになってもらわなくちゃ」。そんな思いから、創業時から徐々にボリュームを増やしていったのだという。普通盛りでも十分過ぎる量だが、プラス80円で大盛りにもできる。
- 店名: 老広東(ラオカントン)
- 住所:新潟県新潟市西区大学南1-6682-3
- 営業時間:11時30分〜14時45分、17時30分〜20時30分
- 定休日:火曜、第2・4月曜
- 席数:16席
- 駐車場:2台
ポンポ子 (中央区)
量も栄養も満点!空腹男子の救世主
JR新潟駅から鳥屋野潟へ延びる弁天線沿いに立つ黄色い看板がこちらの目印。「ポンポ子」というかわいらしい店名からは想像できないほど、料理はボリューム満点。実はこの量になったのは、2代目店主が6年前に店を受け継いでから。「ペロッと平らげるお客さんを見て少しずつ量を増やしたら、こんなことになりました」。こだわったのは量だけではない。修業時代に学んだ和食の技法を生かして味付けを改良し、食材も上質なものにこだわる。「料理を出した時のお客さんの驚いたり笑ったりする顔がたまらないね」。お客との楽しい勝負は、これからも続いていく。
- 店名: ポンポ子(ポンポコ)
- 住所:新潟県新潟市中央区南長潟5-1
- 営業時間:11時30分〜14時LO、18時〜20時30時LO※土・日曜・祝日の夜営業は17時30分〜20時30分LO
- 定休日:水曜(祝日の場合翌日)
- 席数:40席
- 駐車場:11台
嚆矢 (中央区)
メガ盛り定食が話題に!ユニークな定食&居酒屋
盛りの良さが売りの定食・居酒屋。ご主人が「どこにも負けない」と言うライスは普通盛りで400グラムという大ボリューム。プラス500円の「烈盛り」はライス800グラムに加え、おかずが2倍になるという驚きの内容。さらに店内では無料でWi-Fiが使用できるので、夜は無料で貸してくれるタブレットで動画を見ながらお酒が楽しめるという、ユニークな居酒屋に変身する。
- 店名: 嚆矢(コウシ)
- 住所:新潟県新潟市中央区米山2-9-7
- 営業時間:11時〜14時、18時〜24時※日曜・祝日は昼のみ営業
- 定休日:不定休
- 席数:16席
情報は掲載当時のものです。念のため電話で情報をお確かめになってからお出かけください。閉店店舗については、随時メンテナンスを行っています。間違いを通報する