新潟の餃子ブームの火付け役といえば、近ごろ続々とオープンしている餃子酒場。ますます加熱する餃子ブームを受け、餃子酒場が大盛り上がり。今回は出来たてアツアツの餃子をおいしいお酒とともにリーズナブルに楽しめる、大人気の餃子酒場をご紹介します。
目次
ぎょうざ家 駅前店
餃子の魅力を日々アップデート
赤ちょうちんにガラスの引き戸、ほぼ仕切りのない店内。昭和の大衆酒場のイメージをそのまま形にしたような空間で連日にぎわう「ぎょうざ家 駅前店」。
1日700~1,200個は出るという名物「鉄鍋野菜餃子」はニンニク不使用で野菜の甘み全開。アツアツの香ばしい餃子を喉越しのいいビールやサワーで流し込む。小ぶりかつ優しい味わいなので、ほとんどのお客が気付けば10個、20個と大量に食べてしまうのだ。それゆえ調理場では包んでは焼き、包んでは焼きの作業が閉店間際まで続くこともザラだという。
常時7種ほどを用意する餃子には特注の生皮を使い、焼き用、ゆで用、揚げ用とメニューごとに異なる皮を使い分ける。さらに、短いサイクルでマイナーチェンジを行ったり、思い付いた新作はすぐメニューに加えるフットワークの軽さも、お客を飽きさせない工夫とこだわり。
- 店名:餃子酒場 ぎょうざ家 新潟駅前店(ギョウザヤニイガタエキマエテン)
- 住所:新潟県新潟市中央区弁天1-3-5
- 営業時間:12時〜24時30分(金・土曜・祝前日は12時〜深2時)
- 定休日:なし
- 席数:36席
さえもん餃子
濃い口餃子でグイグイお酒が進む
今年5月にオープンしたニューカマー。大ぶりでジューシーなこちらの看板「さえもん餃子」は、オーナーが研究を重ねてたどり着いた味。あんはニンニクを使わなくてもコクが出るよう、ゴマ油やしょうゆを加えて濃いめの味付けに。もちろん酒との相性は文句なしで、特にキレのあるハイボールと合わせれば、一層餃子のおいしさが際立つ。
1階は落ち着いた個室やカウンター席が中心で、仕事帰りのサク飲みにもピッタリ。2階の座敷では、大人数での宴会も。さまざまなシーンで、気軽に〝餃子で乾杯〟を楽しもう。
- 店名: さえもん餃子(サエモンギョウザ)
- 住所:新潟県新潟市中央区笹口1-13-25
- 営業時間:17時〜深1時(24時LO)
- 定休日:なし
- 席数:100席
福わうち
豊富な餃子と酒で至福のループを
餃子を目当てに訪れる客が後を絶たない「福わうち」。チーズをかけたものや、辛みの効いたスープ餃子など、バラエティー豊かな5種の餃子をそろえる。「味が違えば、食べる楽しさが増しますよね!」と、スタッフの渋木優太さん。
定番の「特製 焼き餃子」は、しょうゆベース・みそダレ・辛味酢の3種のタレでいただける。あん自体も濃いめの味付けなので、スッキリしたサワーやビールに合うこと間違いナシ! あふれる肉汁を爽快にお酒で流し込み、タレで味変してさらに一口…。この至福のループはクセになる!
- 店名:餃子酒場 ぎょうざ家 新潟駅前店(ギョウザヤニイガタエキマエテン)
- 住所:新潟県新潟市中央区弁天1-3-5
- 営業時間:12時〜24時30分(金・土曜・祝前日は12時〜深2時)
- 定休日:なし
- 席数:36席
たまり家
1人でも、大勢でも、ワイガヤ系餃子酒場
9年前の開店当初はラーメンと餃子の二枚看板だったが、好評を受けて徐々に餃子特化型に転換。今でこそブームの影響でさらに注目を集めてはいるものの、実はかなり前から餃子で多くのファンを獲得してきた実力店である。
店長の高見啓さんが試行錯誤の末に開発した「定番焼餃子」のウリはジューシーさだ。上質な脂身を持つ「四つ葉ポーク」を使用し、丁寧に練り上げたあんは、隠し味としてラーメンに使う動物系スープを忍ばせるなど、数々の工夫を凝らしている。そして、それをアレンジして昇華させたのが「まるごと海老ギョウザ」だ。大ぶりのエビを一本豪快に包み込んだ、そのインパクトある見た目もさることながら味も抜群。あんのうま味と海鮮の風味が見事にマッチした完成度&満足度の高さにリピーターが続出している。
17種ある餃子をあれこれ注文してシェアするのもイイが、1人でフラッと寄る時に最高のパフォーマンスを発揮するのが「晩酌セット」。餃子、つまみ1品、ラーメン、酒2杯で1,620円! お得過ぎる内容に、1人飲みが多いのもうなずける。
- 店名:餃子酒場 たまり家(タマリヤ)
- 住所:新潟県新潟市中央区米山2-2-9
- 営業時間:17時30分〜24時30分、金・土曜・祝前日は深1時まで
- 定休日:不定休
- 席数:50席
餃子システムズ 西堀
合計600円で至福の餃子&サワー
県内では珍しく「円盤餃子」を看板にしたこちらは、〝200円カレー〟でおなじみの「原価率研究所」が手掛ける店。あくまで〝普通の味〟を目指したという餃子は、ワンコインとは思えない程の本格的な仕上がり。1皿15個は多いと思いきや、薄皮で軽めの口当たりで、1人でペロリと平らげてしまうお客もザラだという。
パリパリとした食感が小気味よい羽根付き餃子をパクリ。その後、キレのあるレモンサワー(なんと100円)を一口。そんな至福のマリアージュを、懐が寂しい時にでも堪能できるのはうれしい限りだ。
餃子日和わらん新潟西店
ビールと合わせる多彩な創作餃子
定番、新作、期間限定を含め、常に餃子は10種以上。全て手作りで、注文が入ってから1つずつ包んで出来たてをサーブする。
一番人気は店名を冠した「わらん餃子」。国産豚肉と野菜のあんが、分厚くかみ応えのある皮にみっちり。別添えの大根おろし・おろしニンニク・自家製ラー油の薬味トリオで味変も自在なので、大ぶりのヘビー級だが飽きることなくペロリとイケる。そんなパワー系餃子は、当然ビールと相性最高。さらに変わりダネも多いので、大勢で行って、いろいろな味をシェアして楽しむのが正解だ。
- 店名: 餃子日和わらん 新潟西店(ギョウザビヨリワランニイガタニシテン)
- 住所:新潟県新潟市西区小新南2-2-43
- 営業時間:18時〜24時(23時30分LO)※土・日・祝日は17時〜24時(23時30分LO)
- 定休日:12月31日
- 席数:120席
- 駐車場:15台
情報は掲載当時のものです。念のため電話で情報をお確かめになってからお出かけください。閉店店舗については、随時メンテナンスを行っています。間違いを通報する